保育士を目指しているあなた。
資格を取得するために、日々勉強をがんばっていると思います。
でも、ちょっと待ってください。
保育士になるためには、勉強以外にも大切なことがあるんです。
今回は保育士の役割とともに、保育士に必要な適性や大切な資質を解説していきます。
保育士になるために必要な適性や大切な資質とは?
子供たちの成長を支援するためには、養護だけでなく教育も必要です。
- 養護:子供たちが心地よいと感じる環境をつくる、子供たちの主体性を育む
- 教育:知識を教える、子供たちの興味・関心を引き出す
そして保育士には、
- 子供たちがよりよく生きるための支援をする
- 一人ひとりの個性を大事にしありのままの姿を守っていく
という役割があります。
では、保育士になり保育士を続けていくためには、どのような適性や資質が必要なのでしょうか?
保育士に必要な適性や大切な資質「向上心とプラス思考」
保育士に限った話ではありませんが、向上心とプラス思考というは仕事を続けていく上では必須の要素になります。
なぜなら、今よりももっとよい保育士になりたいという向上心があれば、仕事を続けるモチベーションにつながるから。
とはいえ、保育士という仕事にはいい面もあれば悪い面もあります。
身体的にも精神的にも、ツライ状況に追い込まれることもあるでしょう。
しかし、そこでマイナス思考になってしまっては、仕事を続けることはできません。
大切なのは、マイナス思考をプラス思考に変える力。
ツライ状況の中でも、何かを得ることができている次に繋げることができる、というプラス思考を作り出すことが保育士に大切な資質です。
保育士に必要な適性や大切な資質「健康な体」
生き生き遊ぶことができる環境は、子供たちの成長・発達に重要な要素になります。
しかし、健康な体がなければ、活動的な子供たちについていくことができません。
しかも、保育士になれば、毎日何十人もの子供たちと関わることになります。
そのため保育士には、子供たちをも上回る体力が必要になるんです。
とはいえ、健康な体が必須なのかというと、そうとは言い切れません。
なぜなら、生まれつき体が弱い体質の人でも体に不自由なところがある人などでも、保育士として働いている人はいるからです。
保育士に必要な適性や大切な資質「肯定的に考える」
保育士は、身体的にも精神的にも未熟な子供たちを育てるという重要な役割を担っています。
とはいえ、保育士も完璧な存在ではありません。
ときには人生に失望し、自暴自棄になってしまうこともあるでしょう。
しかし、その感情を子供たちに向けてしまうのは、保育のプロとして失格です。
なぜなら保育士は、子供たちに生きることの素晴らしさを伝えなければならないからです。
保育士は常に物事を肯定的に考え、子供たちに生きる活力や未来への希望・期待を与えていける資質が大切になります。
保育士に必要な適性や大切な資質「共感力」
共感力は子供たちとの信頼関係を築くために欠かせない、大切な資質です。
なぜなら、喜びや楽しさ、悲しみ、苦しみなどを共感し理解することで、保育士と子供の間にみえない繋がりができるからです。
共感力は、保育士に強く求められる資質であり、意識することで高めることができます。
仕事以外でも、常に意識して共感力を養っていきましょう。
保育士に必要な適性や大切な資質「人と関わるのが好き」
保育士は、人の成長を支えることを仕事としています。
そのため、大前提として人と関わるのが好きということが大切な資質になるんです。
もし人と関わるのが好きではないなら、当然仕事は続きません。
とはいえ、すぐには諦めてはいけません。
保育士となり子供と接するうちに、人と関わることが好きになればいいんです。
しかし、もしもそう思うことができないなら、保育士を続けることはできないといえるでしょう。
まとめ
最初からすべてを適性や資質を備えている人はいません。
しかし、これらの適性や資質は保育士にとって重要なものです。
足りない部分は、今日から意識して自分のものにしていきましょう。