保育士には興味がある、保育士の仕事内容を知りたいと思っているあなた!
この記事では、そんなあなたのために、保育士の仕事内容を1日の流れに沿ってご紹介していきます。
保育士の資格は一生物
保育士は国家資格であり、
- 国が認めた保育士養成施設の卒業
- 国が実施する保育士試験に合格
することで取得することができます。
さらに、保育士資格は一度取得すれば、一生有効になる資格の一つなんです。
保育士は保育のプロ
保育士の仕事は、性格や年齢の違う子供たちの成長をサポートすること。
なんと保育を行う対象は、なんと0歳〜18歳未満までなんです。
そのため、保育士には子供たちの成長と発達に対する幅広い知識が必要になります。
さらに、保育士は、子供たちだけでなく、保護者の方達の相談に乗ったり適切なアドバイスをしていかなければいけません。
保育士の仕事「1日のはじまり」
保育士の仕事は、保護者の方から子供を預かるところからはじまります。
ちなみに、保育園は学校のように、みんなが一斉に登園してくれるわけではなく、それぞれの家庭の状況により登園時間が異なるんです。
【登園時に保育士が行うこと】
- 子供たち一人ひとりの様子をチェック(顔色や言動などから)
- 保護者に子供の様子を確認(体調の変化や怪我の有無など)
保育士の仕事「朝の朝礼」
朝礼は、保育士だけでなく、園長や調理師、看護師などが参加し情報を共有します。
朝礼の内容は、以下の通りです。(一例)
- その日の予定
- 登園時の子供たちの様子
- 子供たちの出欠状況
- 昼食やおやつのメニュー
- 子供たちの健康状態
保育園の仕事「遊びの時間」
午前中は、主に遊びの時間になります。
遊びには、
- 教室でできる遊び:お絵かきやカード遊び、ままごと
- 教室以外の遊び:散歩や公園遊び、図書館に行く
- クラス活動の遊び:クラス全員で同じ遊びをする
- 季節ごとの遊び:プールやクリスマスなど
などがあります。
遊びの時間では、以下の7つのポイントに注意します。
- 子供のやる気を高める
- 子供の楽しい気持ちを育てる
- ときには声掛けを行い手伝ってあげる
- 集団生活のルールを教える
- 常に目を配り体調への配慮を行う
- 常に目を配り安全の配慮を行う
- さまざまな体験ができるようにサポートする
保育園の仕事「昼食の時間」
保育園での昼食は、基本的に給食。
保育士は、エプロンと三角巾をつけて、子供たちの食事のサポートを行います。
最初に行うのは、手洗いの指導。
保育士はしっかりと洗えているか、見守ってあげます。
食事中は、子供たちの様子を見ながら、適宜サポートを行います。
0歳児や1歳児クラスの場合は、ミルクだけの子供、離乳食を食べられる子供などがいるため、成長過程にあわせたサポートが重要になります。
保育園の仕事「昼寝の時間」
ご飯を食べた後は、昼寝の時間です。
昼寝は、子供たちの体力を回復させる大切な時間。
昼寝では、以下の5つのポイントに注意します。
- 眠れない子供がいたらそばにいてあやしてあげる
- 昼寝をしたくない子はムリに寝かせようとしない(別室に移動するなど)
- 部屋の温度や湿度を調整する
- 子供たちの呼吸状態を観察する(とくに0歳児)
- 子供たちの体調を観察する
昼寝の時間は貴重な時間!
昼寝の時間は、ミーティングや事務作業、休憩など保育士にとっても貴重な時間になります。
事務作業においては、連絡帳や保育日誌を記入します。
【連絡帳とは?】
- 連絡帳は、子供たちの一日の様子を保護者に伝えるもの。
- 内容については、子供の成長がわかる場面を具体的に記入する。
- 体調の変化があった場合は、症状などを具体的に記入する。
【保育日誌とは?】
- 保育日誌は、保育士が行なった保育を記録するもの。
- 週目標やその評価、今後の課題の記入する。
- 行なった活動やその活動の際に配慮したことや反省点の記入する。
- 子供の出欠や天気、曜日などを記入する。
保育士の仕事「おやつ」
昼寝の時間が終わったら、おやつの時間です。
育ち盛りの子供たちにとって、おやつは栄養補給のために欠かせないもの。
もちろんおやつも栄養士が、栄養バランスを考えながらつくってくれています。
保育士の仕事「帰りの時間」
帰りの時間が近づいてきたら、遅番の保育士に引きつぎを行います。
引きつぎでは、
- 出欠の確認
- 子供たちの一日の様子
- 保護者に伝えなければいけないこと(ケガや体調の変化、子供の成長がわかることなど)
を報告します。
保育士の仕事「ラストスパート」
子供たちを遅番に引き継いだら、残っている仕事を行います。
実は、保育士には保育の仕事以外にも、さまざまな書類作成があるんです。
これらの書類作成を、業務終了までの時間に効率よく行なっていく必要があります。
- 保育日誌の作成
- 指導計画書の作成
- クラス便りの作成
- 保育園の飾りつけ
- 遊びで使う衣装や小道具の作成
まとめ
保育士というは、保育だけでなくさまざまな作業をこなしていく必要があるため、時間を上手に使うことや他の保育士とのチームワークが重要になります。
とはいえ、保育士という仕事は、子供たちの成長をサポートできる、やりがいのある仕事であるのはいうまでもありません。
*ここでご紹介しているのは、一例であるため実際の業務は保育園によって異なります。